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コラム 2020.12.07
営農から経営を目指す農家に必要な知識①
皆さんこんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸です。
今回の、農テラスコラムのテーマは
営農から経営を目指す農家に必要な知識①
経営とは利益の追求です。
その利益を追求するために5つの経営資源を使います
これから【5つの経営資源】ヒト・モノ・カネ・情報・時間について
ひとつづつ解説していきます
今回は「ヒト」について
まず、
営農では人件費をカウントしていないことを知りましょう
例えば営農指導してくださる方は
生育が悪い時に葉面散布剤を1000倍に薄めて10aあたり100Lを週2回散布してくださいって
言われたとしましょう。
この時、作業時間とその人の労働費はカウントされていません
一方、
経営ではそこで働く人の労働に対してすべて費用を発生させます
ところで
毎日あなたは何時間働いていますか?
週何時間労働でしょうか?意識していますか?
年間労働時間は?
仕事のことを考えている時間も労働時間とするならば・・・
あなたは親をタダで使っていませんか?
もしその親が働けなくなったらその分別の人を雇用する必要があります。
しかし、その人にはお給料を払わなければいけません。
しかも、その人は親と同じくらいの思いで仕事をしてくれる人でしょうか?
親と同じくらいの能力のある人でしょうか?
親と同じくらいの技術を持っている人でしょうか?
営農から経営を目指す農家に必要な知識①は
「ヒトの動いた時間をすべておカネに換算する」です。
農業を経営とした場合、最初の知識として
「人件費」と「生産性」の関係を知りましょう
A:自分の親が畔の草を刈払い機で刈ってくれた
B:時給1000円の従業員が畔を刈払い機で刈ってくれた
支出はいくらか?
圃場から作業場まで持ち込んだ時間、
作業場から出荷場まで持ち込んだ時間。すべてヒトが動いています。
ヒトが生産をしますが、ヒトがおカネを使います
経営は利益の追求です。
ヒトについてもっと今以上に意識を傾ける
これが経営です
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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