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野菜が過去5年最安値!?打開策を探る

2020.12.01 コラム

野菜市場価格が過去5年最安値を記録した

野菜農家としては衝撃的な出来事だ。

これまで農業をやってきて何度かこの市場価格暴落は味わってきた

そこで今回はこの暴落時の対策について触れてみたい

 

これまで農家は何度もこれら市場価格の暴落に悩まされてきた

 

一言で対策と言ってもそう簡単ではない

なぜなら、需要と供給のバランスで市場価格が形成されている以上、

需要、もしくは供給量をコントロールすること以外

この現象を回避できないからだ

 

では?農家はどうやってこの事態をしのいできたのだろうか?

 

わが家の場合はいたってシンプルである

答えは

 

蓄えを切り崩して難が去るのを耐え忍んできたのである

 

つまり、

 

暴落の逆で市場価格が高騰したときに得る「余剰利益」を

蓄え(内部留保)とし

 

いざという時に備えていたのである

 

市場価格の乱高下は今始まったことでない

 

ニンジンは4年に1度

大根白菜は5年に1度

 

必ず馬鹿値がついて農家を惑わす

 

農家はその現象でその都度一喜一憂するが

市場が安値が一生続くこともなければ

高値がずーっと続くこともない

 

市場価格は「無常」なのである

 

ここで、市場出荷ではなく、契約出荷の農家の場合はどうであろうか?

 

あらかじめ値段、数量などの条件をもとに取引している

いわば先物取引農業である

 

この契約栽培、相対取引も二つの現象が起きる

 

一つは小売り、量販店との契約の場合

この場合、市場価格があまりにも下がると

 

生産者側に取引価格下げの交渉もしくは取引量減の交渉がある

 

なんだ、契約っていっても結局市場価格に翻弄さるんだ。って

思われるかもしれません。

 

小売り量販店の場合はあなたから仕入れるだけでなく市場からの

仕入れも常時行われています

 

また、小売りの場合は仕入れ値に対して粗利を加算して店頭価格を決めるため

市場仕入れが安ければ店頭価格が安く提示されるのです

 

そうなると契約出荷された商品は通常の価格、

市場仕入れは安い価格となるため

結果、店頭でお買いものされる消費者は安い方を買って

 

あなたの契約出荷の商品は売れにくくなるのです

 

二つ目は業務用です

これは末端価格が決まっているため

出荷量や取引価格を下げてくださいとはなりません

しかし、契約時から取引価格が高くない傾向があります

市場価格に左右されない業務用はあくまで最終加工品、サービス品の市場価値に対する

材料費として設定されているため

今回のような市場価格暴落などの影響は受けにくいのです

 

今回のように野菜の市場価格が暴落することで

打撃を受ける農家は全国でかなり多いはずです

 

これを象徴するように

農業従事者がどんどん減っています

日本農業新聞の記事によれば

農業従事者が

40万人も減少しているとか・・・・

 

更に耕作放棄地がさらに増えているとの記事も・・・

 

これらの問題は今始まったことではないが、

農家が大変だといいう由来は

この3つの記事に表れているような気がする

 

 

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