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ブログ 2020.08.06
脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」第52号
上手に人を使う3つのポイント
脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」第52号
いつもご覧いただきありがとうございます。
農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
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農業ビジネスオンラインスクール第2弾
全国各地から18名のご参加ありがとうございました。
今年からオンライン講座に移行したため全国から受講していただけるようになりました。
山形県、埼玉県、神奈川県、長野県、福岡県、鹿児島県と
受講者の3割が私の地元の件以外の方々・・・
すごいですよね。熊本のド田舎から全国の仲間にリアルタイムで発信できるなんて!
本当に感謝です。
次回も8月8日(土)13:00~開講します
講座受講受付は締め切りましたが、講義の様子を見学したいって方は
コチラからお申込みください。
【目次】
【足らないのは自分だった】
【無能な自分に気が付かされる】
【エンゲージメント】
今回のメルマガを動画ご覧になりたい方はこちらからどうぞ
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【はじめに】
さて今回は現在開講しています農業マネジメント講座より
“ヒトの使い方”について
この人を使うって「言葉」なんだか嫌ですよね
なんかヒトを奴隷みたいに扱っているようで・・・
でも、経営者は上手に人を使うようにならないとその事業はうまくいかないんです。
ですから、ここでいう「ヒトを使う」は
上手に相手に動いてもらうって意味でとらえてください
私も27歳で経営を始め、ずっとヒトを雇ってきました。
最初のころは社員やパートになめられていて
なかなかいうことを聞いてもらえずに、どうしたら上手にヒトを使えるようなれるんだろうって結構悩んだりもしました。
とは言えうまく働いてくれないとこっちは時給を払っているし、生産性が上がらなければ
その費用はただの消費になってしまいます。
そうなると、ついつい声を荒げてしまいます。
なんで、言ったとおりにできないんだよ!
ちがうよ、そうじゃなくて、
何回言えばわかるんだよ!
って、
従業員の後ろからついて回って怒鳴り散らしていました。
当然、そんなブラックな会社、パワハラ社長のいる会社に見切りをつけて
社員もパートさんも次々に辞めていきました。
別にいいーよ、あいつがいなくたって
また、次のやつ雇えばいいんだから・・・・
最初のころはそう強がっていましたが、
いつしか残りの社員たちも、私に目も合わせてくれなくなりました。
朝礼でスタッフが集合していても誰も私の話を聞いていない・・・
朝礼の最後に、「いいか、わかったか」って最後に念を押す
誰も返事をしないまま各自持ち場へと去っていく・・・・
当時はこの間違いに気づいていなかったのです。
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【足らないのは自分だった】
ある時、本社の社長に呼ばれた。
当時ベンチャー企業が農業を始め、子会社の農業法人の代表を私が務めていたころです。
山下君、どうだい最近、社員、従業員の様子は・・・
「いやー、あいつら全然仕事できなくて困っているんですよ」
「いった通りの仕事も全然だめで、なんか言ってもわかんないですよ」
「あいつら本当にやる気あるんですかね~」
すると社長は私にこうアドバイスをしてくれました
「何が足らないんだろうね」
え?
「だから、あいつら何もわかっていなんですよ
っていうか、何もかも足らないですね」
いや違うんだ、我々に何が足らないんだろうね。
え?「我々に?」
この時「ハッ」っと気が付いたんです。
私は社員の足らないところばかり目について
どうすれば思い通りに働かせるか、
どうすれば社員たちを変えようか、思い通りに動かそうかって、そんな風に
ばかり思っていたんです。
しかし、社長は
自分も含めた私たちに足らないものは何だろうねって
相手ではなく、自分に足らないものを探していたんです。
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【無能な自分に気が付かされる】
これまでの自分はどうやったら社員従業員が思い通りに働いてくれるか?って
どうやって支配しようかってことばかり考えていました。
そこで、思い通りにならないと声を荒げて怒鳴り、圧力をかけて
恐怖や不安をあおって社員従業員を動かそうとしていたのです。
社長の話は続いた
山下君、君の部下は君が言う通り本当に無能なんだろうか?
おそらく仕事がわかっていなんじゃないかな?
だって、君は農業のプロだろう。社員の皆はみんな素人ばかりじゃない。
君にはできて当たり前かもしれないけれど彼らにとっては難しいこともたくさんあるんじゃないかな?
そこをわかってあげてちゃんと相手が理解できるまで
教えてあげた?
私はハンマーで殴られたように衝撃を受けた。
確かにそうだ。
私にとっては農作業なんて目をつぶってもできる。
だって、幼少のころから親に鍛えられ、いつの間にか身に染みているから
でも今の社員、今の従業員は違う。
私と違う環境で育ち、農業に触れずに今日まで生きてきている。考え方も物の見方も
価値観もすべて違うヒトに対して・・・
たいした説明や指導もせずに「あれやれ、これやれ」って言ったところで
社員、従業員は困惑していただけなんだ。
それにも気が付かずに
自分の思い通りにならないからって
怒鳴り散らし、当たり散らしていたなんて・・・・
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【エンゲージメント】
最近よく使われる言葉に
「エンゲージメント」という言葉があります。
いろいろと解説されていますが、私は自発的貢献度という意味で理解しています。
その中でもワーク・エンゲージメントはかなり注目されています。
つまり、社内における自発的貢献度、自らその会社、組織に貢献しようと思うことを
言います。
このワーク・エンゲージメントが高い社員が多ければ多いほど
その会社の業績は伸びるし、
これが低い社員がいる会社、組織は業績が停滞もしくは下がっているようです。
ではワーク・エンゲージメントを向上させるには、どのような方法があるのでしょうか。
以下、
人事評価システムで急成長している明日のチームという会社のサイトから引用させていただいています。
出典:https://www.ashita-team.com/jinji-online/category2/5673
1、明確なビジョンを掲げる
2、権限移譲を行う
3、社内のコミュニケーションを深める
なるほど確かに。
ビジョンもないままに一人よがりで、「あれやれ、これやれ」って言ったところで
なぜこの仕事をしなきゃいけないのか?
「誰のために、何のために」がないままに指示命令だけされたのでは
社員もたまったもんじゃないでしょね
俺たちは奴隷じゃないんだぞって。
きっとそう思ていたことでしょう。
そして権限移譲。
何もかも・・・
結局はトップが決めるんでしょって・・・
一番モチベーションが下がりますよね。
良いアイデアが思いついても提案ができない雰囲気の会社では
エンゲージメントは上がりませんよね。
そして
コミニュケーション。
私もその後は考え方を変えて
社員と飲みに行って、とにかく話を聞くことに専念しました。
するとみんな結構いい考えを持っていたり、
結構やる気があったりするんですね。
そんなことも知らずに上から命令指示していたなんて・・・
社員たちに詫びました。
そして
じゃ、それ明日からやってみるかって
若手社員の提案を採用して
実際にやらせてみる。
すると張り切って彼らは頑張るんですね。
仕事を任せられたことがうれしいんでしょう。
そして、大事なのはその仕事をしっかりと見てあげて
ちゃんと評価してあげる。
ヒトは誰でも承認欲求っていうものがあるんです。
誰だって褒められたらうれしいものです。
仮に失敗してもどこか褒めてあげる
そうすると
この人、ちゃんと見てくれているんだなって
この人のためにもっと頑張ろう、
この会社のために少しでも役立つ社員になろうって思い始めるんです。
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【まとめ】
人を使うってとっても難しいんです。
特にこれまで家族身内としか仕事をやってこなかった人には。
なぜなら、家族、身内はエンゲージメントが高い人の集まりだからなんです。
これから農業業界はヒトを雇う雇用型農業に急速に移行します。
人を雇うのが苦手だとか言ってる場合じゃなくなります。
今のうちから人を上手に使うスキルを磨く
これこそが脳作業なんです
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【お知らせ】
農業ビジネスオンラインスクール第2弾
農業マネジメント(経営)講座
この講座はzoomを使ってオンラインで受講できる講座です。
《講座お申込み方法》
この講座を受講されたい方は
「講座希望」とご記入の上
コチラからお申込みください
次回は8月8日(土)13:00~
内容は
雇用型農業で利益を出すポイントについて
この講座は次のような方にお勧めです
・これから家族以外のヒトを雇いたい
・一人農業にちょっと手伝ってくれる人が欲しい
・雇用をしたら経営を圧迫し始めた
・親が高齢化してきたから代替え雇用をやりたい
・今、従業員をやっとるけれど思うように使えていない
・パート、従業員を募集するけど人が集まらない
・技能実習生を入れたい
・外国人労働者を上手に活用したい
・社会保険、労災、雇用保険について知りたい
・農副連携でうまくいく方法を知りたい
などなど
ヒトに関することを中心に利益の出る経営の方法を
お教えいたします。
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【お得情報】
この講座は本来、有料講座ですが、
農テラスチャンネルにご登録いただいている
視聴者の方で、
次回講座をちょっと覗いてみたい。
どんな内容なのか見学してみたって方は
先着10名様に限り、ご招待させていただきます(^^♪
一緒に「脳を耕しましょう!」
<お申込み方法>
講座見学ご希望の方はこちらからお申込みください
「見学希望」とご記入の上
コチラからお申込みください
後日zoomIDをお送りいたします。
さあ、あなたの経営センスを磨きませんか?
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農業ビジネスオンラインスクール
講座: 農業マネジメント力(経営力)を強化する講座
講師: 株式会社農テラス 代表取締役 山下弘幸(やましたひろゆき)
内容: 農業経営を安定させるために必要な5つの管理テクニックを学べます
期間: 令和2年8月1日(土)~8月29日(土)
講座: 毎週土曜13:30~16:30 1日2講座(全8講座)
《カリキュラム》
※前回の日程から一部変更になりました。
詳しくはコチラ
https://notera.co.jp/course/%e3%81%8a%e3%81%8a%e3%81%8a/
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【お得情報!】
※メルマガ会員の方、オンライン受講される方は
受講料半額にて受付いたします
※なんと!これまでスクールを受講されたことがある卒業生は無償です!
注:今回の受講受付は終了しました
【お申込みいただいた方への特典】※現在受講受付は致しておりません
<特典1>
7月中にお申込みの方は受講全8回の講義の大事なところだけを凝縮した
無料オンラインセミナー(第22回農ビジセミナー)を
zoomを使ったオンラインセミナーの動画をプレゼントいたします。
<特典2>
農業ビジネスのノウハウがすべて詰まった
農業ビジネスの教科書19800円(税別)をプレゼント
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スクール終了後個別コンサルタント無料
自分の経営にあった個別指導を行います
経営、販売、生産、事業継承、税務、労務管理など悩み、お困りごとについて
ご相談ください
お問い合わせ、お申込みは農テラスホームページ
もしくはメールにて
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初回無料です。お気軽にご相談ください。必ず気分をすっきりさせることができますよ。
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