新規就農者のための農業ビジネス講座

 

4月から新たに農業を始める方も多いと思います。

私も30年前に農大を卒業して4月から農業を始めました。

今回はあの時を振り返えって就農したての頃はどういう風な気持ちでの

農業に取り組むべきかについてお話させていただきます。

 

ラインナップ

• 親元就農する方へ

• 農業会社に就職された方へ

 

提言内容

• 3か月は修行のつもりで

• 最短で経営を奪う

• メンター探す

 

• 3か月は修行のつもりで

就農したての方はとにかく親の言われたとおりに3か月間は働きましょう。

納得いこうが行くまいが。だまって言われたとおりにやるのです。

理由は、会社に入ると3か月は研修期間と言って見習いの期間があるのが普通です

その間に適正を見られてそのあとに配属が決まります。中には不適合者として

正社員になれない人も出てきます。

ですからたとえ我が家の稼業といえども会社と同じ。しっかりと研修期間を全うしましょう。

 

一方農業会社に入社された方はわかりやすいですよね。3か月は研修期間です

がむしゃらに言われたことをやりましょう。

このときに役に立つのが「all　yes」の精神です

何があってもyesしか言わない。って決めるのです。

頭で考えてどうしようかなーって損得で考えるのを辞めるのです

とにかく90日間だけはyesしか言うまいと。

これを実践すると

この研修期間でライバルや同僚とかなり差がつくはずです

 

 

• 最短で経営を奪う

3か月が過ぎたら次は最短で社長を目指す。

極端ですよね。最初は黙って頑張れ。それが終わったら

すぐに社長を目指せって。

 

しかし、今のうちから上を目指しておかないと大変なことになりそうです

例えば、最近の新型コロナウイルスによる影響が出てくるかもしれません。

近日中にロックダウンが課され年が封鎖されます。

そうなると経済的な影響が出るのは間違いありません。

特に失業者が増えると予測されます。そうなるとこの期に及んで農業会社に就職したいとか農業に参入したいとか駆け込んでくる人たち増えるかもしれません。

そうなると先に入社していたあなた方は先輩になるのですが、もしあなたより優秀な人が入ってきたとすればなかなか居心地が悪くなるのではないでしょうか、

そのためにも、今のうちから出世する。そのためには

 

数字を抑えるのが一番です。

経営は数字です。どれだけよいモノができてもおカネに変わらなければ経営は成り立たないのです

おいしい料理が作れる料理人になるよりその料理人を雇ってお店を運営できる人になる。

これがこれからの農家の生き残る方法です

 

③メンター探す

新規就農者の方は若い方が多いと思います。

若い方は良き先輩に出逢うことで人生は変わります。出会いをいつも意識してください

あなたが就職したところの上司や先輩はどうですか？

リスペクトできそうですか？

社長はどうですか？尊敬できますか？

もしそうでなければ早く転職するのが賢明です。

自分が尊敬できる人と出会うことを怠けてはいけません。

自分の人生が出会いで大きく変わる変わることをコトもっと重要視しなければいけません。

もし、その会社を辞めることができなくとも

もし、その家業から逃れらない環境にいようとも

 

あなたがひたすらに頑張っているとかならずやどこかで引き揚げてくれる機会に恵まれます。ヘッドハンティングされるかもしれませんし、

私みたいに農業ベンチャー企業に就職することになるかもしれません。

いずれにしろ、あなたにおきる出来事はあなたにちょうどいいことが起きます。

 

であれば自分を高める努力を怠ってはいけません。

あなたの未来は今あなたの目の前の出会いによって決まります。

 

ということで今回は

新規就農者に向けてのメッセージをお届けさせていただきました。

１、3か月はがむしゃらに修行してください

２、その後は社長を目指してください

３、メンターを探す努力を惜しまないでください。

 

きっとあなたの農業人生が開かれると思います。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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