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ブログ 2026.07.18
うまくいく農家がやっている「小さなテスト」
うまくいく農家は、なぜ「今」うまくいっているのか
皆さんこんにちは。
農ビジ会を運営している、農テラスの山下弘幸です。
「あの人、なんであんなにうまくいってるんだろう」
「俺と何が違うんだろう」
周りにそう感じる農家さんはいませんか。
今日はその疑問に、私自身の経験も交えてお答えします。
結論:今の差は「過去の準備の差」
結論から言うと、答えはシンプルです。
うまくいっている農家さんは、過去に種をまいている。
農業と同じで、今日まいた種が後から収穫になります。
今すごく見える人は、「今」がすごいわけではありません。
その前に何かしらの準備をしていて、今それを収穫しているだけなのです。
隣の農家さんが人を雇って規模を拡大していたら、こう見えます。
「うわ、すごいな。自分もあんな風になりたいな」
でも実際は、その前から求人を出し、面接をし、仕事を教え、資金も何年も前からコツコツ準備してきた結果です。今の姿だけを見て「差がある」と感じるのは、順番が逆なんですね。

上手くいく農家がやっている3つの準備
私自身の経験も含めて、具体的に見ていきましょう。
1. 品種・品目の小さなテスト
気候変動などで今の作物が育ちにくくなったとき、上手くいく農家さんは3〜5年前から次の品種や品目を少しずつ試しています。
私自身、スイカを作りながら、出荷はしない「ナス」をこっそり栽培していた時期がありました。植え方、仕立て方、花の咲き方、着果のタイミング、収穫のやり方まで、全部先に試していたんです。
ちなみに私がナスを選んだ理由は、トマトだと収穫の色の見分けが苦手だったから。実は研修先で「あなたが収穫した実だけ緑色のまま」と指摘されたことがあり、自分に合う作物を選ぶことも準備の一つだと気づきました。
いきなり切り替えたように見える人ほど、実はあらかじめ仕込んでいるものです。
2. 数字とデータを残す習慣
規模が大きくなると、事務作業は一気にぐちゃぐちゃになります。
上手くいく農家さんは、あらかじめExcelやWordでデータを管理しています。確定申告も年末になって慌てるのではなく、1月から淡々と帳簿をつけている。
その結果、年末の忘年会や消防団の会合にも余裕を持って参加できます。周りが「確定申告が忙しくて欠席」と言っている中、涼しい顔で「もう終わってるよ」と言えるわけです。
3. 体と資産の準備
そしてもう一つ、多くの農家さんが後回しにしがちなのが資産運用です。
例えば5年前に証券口座を開いて100万円を入れていた人は、何もしなくても200万円に増えていることがあります。同じ100万円からスタートしても、始めた人と始めなかった人で、今の結果は大きく変わるのです。

今日、何の種をまきますか
農業も人生も同じです。過去にまいた種が、結果として実ります。
だから「あの人はすごい、自分には手が届かない」と今の差を気にする必要はありません。あの人は、ただ前もって準備をしてきただけです。
今日、今この瞬間から、未来のために何を準備するか。
その一歩を、一緒に考えていきませんか。