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ブログ 2021.06.10
今の若者は「農業所得」を上げたいわけじゃない
こんにちは脳を耕す農業講演家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスブログのテーマは「今の農大生は農業所得を上げたいわけじゃない」
現在行っている講義で学生に何を学びたい?って聞くと
「利益の出る農業のやり方」「楽して儲かる農業のやり方」って答えが返ってきます
とても素直で素晴らしいことです。
更に、経営とは何か?と質問し、グループディスカッションさせた後
各班で発表してもらうと
経営とは持続的に利益を出すコト。と答えが返ってきた。
私が学生の時、経営とは?なんて考えたコトは一度もなかった。
今の学生は感度が高い。
しかし、経営と営農の違いは?と尋ねると
一同困った顔をして黙り込む。
農大では普段の教育=営農指導だからだ。
私の講義は学生たちが興味津々できいてくれる。理由は普段学んでいる内容と
全く視点が違うからだ。
おそらく新鮮なんだろう。
学生は本当のことを知りたがっている。社会のことを知りたがっている。経済のことを知りたがっている。マーケットのことを知りたがっている。
しかし、農業業界は閉ざされた世界で未だ止まっている。
そもそも未だに農業所得を上げるにはどうすればいいのかとう
フレーズが出回っているからだ
この「農業所得」という言葉にずっと違和感を持っていた。
なぜ、給料とか報酬といわないのだろう。
おそらく売上から総経費を引いた残りが農業所得で、そのおカネがたくさん残ることが
良しとされてきたからだとおもう。
しかし、今の学生はそれでは満足しない。
なぜなら、その農業所得こそが不安定で持続継続するものではないと気付いているからだ。
経営とは何ですが?の問いに対し持続的に利益を出すコト。と帰ってきた。
ここに、持続継続して安定的に利益を出し続ける農業をやるには
どうすればいいでしょうか?
とう感度の高い農大の学生の苦悩が見えた。
売上上げて、農業所得を上げることだけに躍起になって
その対策だけを掲げている農業業界の大人たちに
私たちが学びたいのはそういうことではない。
そう訴えているように聞こええた。
サスティナブルな社会を生きているZ世代の若者はすでに新し農業を模索している。
山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
https://drive.google.com/file/d/1Oa6FE0L4Ub6VyUMznSUZItocqbXEUtt6/view?usp=sharing
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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