新着情報
What’s new
ブログ 2021.04.10
間違ってたってたっていいじゃない
こんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸（やましたひろゆき）です。
今回の、農テラスコラムのテーマは 間違ってたってたっていいじゃない。
ある農家から相談を受けた。
相談者である彼は元々農業以外の商売でうまくいっている。
その彼が友人である農家と組んで
一緒に農業をやっているとのことだった。
相談内容は友人と組んで農業で地域を盛り上げたいって内容だった。
すごいじゃない。ぜひ頑張って！
って応援した。
しかし、彼が言うには
これを周りに理解してもらえないとのことだった。
山下さん。俺なんか間違ったことしていますか？って相談だった。
実は、
友人農家は経営がうまくいっていなかった。
親の代までは地元でも有名な篤農家で経営もうまくいっていたが、
お父さんが亡くなられてから経営がうまくいっていなかったらしい。
イチゴを作る技術はあるが経営はそこそこ。
技術はあっても経営が良くない・・・
よくあるパターンだ。
そこで別の商売で経営をやっていた彼が
一緒にやろうって持ちかけた。
彼には農業を盛り上げたいって思いがあったからだ。
役割分担は相談者である彼がマネジメント。
そして農家の友人が現場の作業。
彼は新たに会社を作り代表となった。
おカネのこと、人事、販売など経営は彼がすべて行うことにした。
友人は農作業に集中した。
しかし、農業委員会をはじめとする周りの農家からは
あいつは農業をしていない。
あいつは農場に来ていない。って非難されたというのだ。
ここにもまた
農業イコール現場で汗を流すコト。の方程式に縛られている社会がある。
それに違和感を覚え、あまりにもそれを言われ続けるものだから
自分が間違っているのかと
悩んだあげく、私のところに相談に来られたのだ。
世界のHONNDを作り上げた本田宗一郎は藤沢武夫というマネージャーがいたおかげで
あれだけの偉業を成し遂げた。
本田宗一郎は技術者そして藤沢武夫が財務管理を担当した。
この2トップでビジネスをやるのは業界ではセオリーである。
しかし、農村農業社会ではそんな思考は全くない。
技術者とマネージャーがタッグを組んだ農業はこれから間違いなく伸びる
私が見てきた農業会社で伸びているところには
必ずそういう思考で農業をやっている。
むしろ技術だけ磨いてマネジメントできていない農家はこれから
消えていく。
いつの時代も新しいことに挑戦する人は非難される。
どう考えったってそっちの方があっているのに。
少数派だから自分が間違っているんじゃないかって不安になる。
私もずっとそうだった。
常に自分が間違っているんじゃないかって。
でも違う。自分は間違ってなんかいない。
仮に、間違っていたっていいじゃない。自分が思った通りやればいいじゃない。
周りと意見が違うからってそれが間違っているかどうかなんて
やってみないとわからない。私はそう思っている。
山下弘幸（やましたひろゆき）プロフィール
https://drive.google.com/file/d/11Lbb9O4FTIGPBbRV7bhg_2xkx8HzcBpZ/view?usp=sharing
最後まで読んでいただきありがとうございました。
現在、若手農家や農業関係者に「稼げる農業」をテーマにした講演、
セミナーを全国各地で行っています。
最新の講演、セミナー情報はコチラ
https://notera.co.jp/seminar/
農テラス主催の
農業ビジネススクールではzoomを活用したオンライン形式で
農家もできる
「ネット販売のやり方がわかる講座」や「新しい農業経営のやり方講座」
を実施しています。
詳しい講座の内容や開催日時はコチラ
私のテーマは
農業界を明るく照らす！
実践しているのは
「農を耕す」だけでなく、「脳を耕す」です
具体的には
経営感覚、ビジネス感覚に優れた農業者を全国各地に作ります。
そうすることで全国1724の市町村に
新たな農業者が生まれ、地域、農村は活性化します！
そして日本が活性化します！
ということで、
新しい農業者、新し思考を持った農業先駆者のために
毎週メルマガ（無料）も発行しています。
ご興味ある方はこちらからご登録のほどお願いいたします。
一緒に脳を耕しましょう！
脳を耕せ！農ビジセミナー「メール講座」
メルマガ登録フォーム
https://notera-seminar.com/mz.html
もう、ご購読いただけましたか？
新しい農業をリードする若手農家、新規農業者におススメの1冊です
山下弘幸著
稼げる！新農業ビジネスの始め方（すばる社）
本を読んでのコメントをお聞かせください。
農テラスは行動するあなたを応援します
info@notera.co.jp
お求めはコチラからどうぞ
