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ブログ 2021.04.09
「楽して儲かる農業」は悪いことではない
こんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスコラムのテーマは
「楽して儲かる農業」は悪いことではない
ちょっと先のことですが
2023年頃には車は自動で走り、ドローンがモノを運ぶようになっていて、
人々はスマホを持たずにスマートグラスを使うようになっているらしい。
どんどん便利にどんどん生活が楽になっていく。
古い話で申し訳ないが、私が子供の頃の我が家のお風呂は五右衛門風呂だったので
風呂に入るのに毎日薪で風呂を沸かすという日課があった。
しかし、今ではボタン一つでお風呂は沸かせる。
他にも
ボットン便所が今ではウォシュレットに変わり、部屋の灯りは手元のリモコンで操作できる。寝る前にいちいち起き上がって天井からぶら下がっている紐を引いて電気を消すコトはなくなった。
良いか悪いかは別として
世の中は
常にもっと便利にもっと快適な方へと進化し続けている。
農業もどんどん進化している
例えばトラクターは農業業界において最も革命を起こした道具である
元々、クワを持って人が田畑を耕していた。牛馬にスキを引かせて耕してきた。
1反(1000㎡)の田んぼをクワで耕すなんて今では想像がつかないだろうが、
昔は何日もかけて1反の田んぼを耕していた。
それが今ではゆっくり深く耕しても1時間もあれば終わる。
その便利な道具を否定してクワを片手に田畑を耕す人はいない。
これから農業はもっともっと進化する。
どっちの方へ進むのかというと
「より少ない労力でより多く生産する」方向へ向かう。
だが、これを多くの農業者は否定したがる。
なぜなら
体を動かし、汗をかくことが働くということだ!
現場で土に触れることが農業だ!と信じて疑わないからである。
「より少ない労力でより多く生産する」とは
わかりやすい言葉で表現すると
「いかに楽して儲けるか」という言葉に置き換えられる
農家が一番使いたくない言葉である。
「楽して儲ける」ってなんだかとても悪いことをしているような
錯覚に陥る
このことを頭に浮かべるだけで自分の中に罪悪感が生まれる
もっと言えば
自分は楽して儲けることを考えるなんて
なんてダメな人間なんだって自己嫌悪になったりする・・・
世の中はより便利により快適になっていく
農業はより少ない労力でより多く生産でいるようになっていく
楽して儲かることは時代の流れであり良いことです。
楽して儲かる産業にならなければ
後継者は生まれない
子供たちが農業をやろうなんて思わない
楽して儲かる農業を否定してしまったら
農業は発展しない。
まずは「楽して儲かる農業」は悪いことではないんだ。
そう思うことから始めてみたはどうだろうか。
山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
https://drive.google.com/file/d/11Lbb9O4FTIGPBbRV7bhg_2xkx8HzcBpZ/view?usp=sharing
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