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ブログ 2021.04.04
これからの農業はこうなる(業界から見た農業未来予測)
こんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスコラムのテーマは
これからの農業はこうなる(業界から見た農業未来予測)についてです
今回は日経新聞より各業界の現状と今後の動向から農業業界が経済界でどうなるのかを
大胆に予測してみました。
結論から言えば半導体、EC業界以外はかなり厳しいく大きく方向転換しています。
そこで経済業界の動向から農業に与える影響はどのようなものがあるか
8つの業界を分析しながら見ていこうと思います
1,銀行業界は今後かなり厳しいと予測されているようです。
まず、ゼロ金利政策によるメイン事業である貸付業リターン減が大きく影響しています。
またコロナ貸付が不良債権にならないために準備した貸倒引当金が増え銀行の利益を押し下げる。さらに・デジタル化による金融と非金融の境がなくなったことで消費者の財布をECに掴まれようとしています。このような背景から各行、農業系融資に各行力を注いでいます。ということは農業事業者にとっては朗報です。
農業経営者は事業計画をきちんと立ててれば資金面では追い風となってくるでしょう。
2,鉄鋼
鉄鋼業界は粗鋼生産は日本の得意分野です。しかし、隣国中国の動向が大きく影響します。
中国人口がピークアウトすると内需のための粗鋼生産から輸出へと転換することが懸念されている。つまり粗鋼を輸出していた日本の強豪になるということです。
国際価格競争となる。
農業でも同様のことがこれから起きると予測します。中国は人口が増え続け国内向けが足らなくなり中国は農産物輸入国となるとの見方もあるが中国は経済だけでなく農業も世界第1位の国となると予測しています。
鉄鋼同様農産物の価格は中国野菜の動向に大きく影響します。つまりこれからの市場価格は国際価格競争になるのです
3,航空業界
・コロナ禍人の移動 前年度比95%減と未曽有の需要減となった航空業界。しかし、さらなる影響はコロナ禍で加速したリモートの普及です。これにより人は移動しなくてもよくなりました。人は移動せずにモノと情報だけが動く時代へ突入したのです。
農業は農産物を移動させてた対価を得るか、人を移動させて農産物を買いに来てもらうかの2択です。
今のうちからネットで自社農産物を自由に移動させる仕組みを作るべきだと考えます。
4,外食産業
・コロナの逆風4割減少の外食業界。日銭商売で手元資金少ない業態であるため固定費が経営を圧迫しました。2020年には780件が倒産した。これは申告による数値であり自主的にお店を占めた数を合わせるとかなりの数になります。
これから外食産業は2つのことを強化していくようです。
ひとつはゴーストレストランと呼ばれる店に客が来ない店など持ち帰りのなど業態変化の強化です。もう一つはマクドナルドなどが導入している来店前に注文決済できるモバイルオーダーなど利便性の強化です。
これにより生き残りをかけた外食産業は新たな産業に生まれ変わります。
そこで農業界も2つの対応をするべきです。
ひとつはシビアになる外食産業の仕入れコストに対応することと、
もうひとつは社会変化であるフードロスを意識した取引です。つまり必要な時に必要な量を必要な規格品質をお届けするジャストインタイム納品が求められるようになるでしょう。
これまで勘で仕入れていた外食業界がデータに基づく仕入れ管理をおこなうということです。来客はオンライン予約、もしくはデリバリーで届けるといったイートイン型にこれらが
相重なり外食産業は進化した形これから業績をV字回復させていくでしょう。
その食材仕入れ業者とつながることができた農業者はこれから飛躍的に伸びると予測しています。
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