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コラム 2021.03.26
さあ、やりたいことを始めましょう。
こんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスコラムのテーマは
やりたいことがあるのにやれない。について
今回はやりたいことがあるに後回しにしている場合じゃない!って
お話しをします。
山下さん、観光農園やりたいんです。どうやればいいでしょうか?
加工品を作ろうと思います。どこに頼めばいいでしょうか?
農業youtuberになりたいんです。教えてください。
農協を辞めて、自分で売りたいんです。どうやって営業すればいいんですか?
ネット販売のやり方ってどうやればいいんですか??
スマート農業をやりたい、企業的経営をやりたい、
農家仲間とグループを作りたい、自分たちの商品をブランド化したい、
お客さんとのコミュニティをつくりたい・・・
などなど、若手、中堅農家をはじめ、新規農業者の方の夢は広がる。
これらの相談を受けるたびに
私はこう答えます。
全部できるよ。簡単だよ。
これまで農業歴30数年の経験の中で、輸出以外のことは一通りのことはやってきた。
もしくは関わってきた自負はある。
だからどうすればよいかやり方を知っている。
次にこう答える
やり方、教えましょうか?
すると、さっきまで目を輝かせて自分のやりたいことを
語っていた若者がトーンダウンする。
いやー、でも・・・・
え?どうしたの?やりたいんでしょう?
やりましょうよ!
いやー・・・・
でもー・・・・・
若手農業者には誰にも止められないほどの莫大なエネルギーがある。
しかしののエネルギーを上回るほどの何か阻むものが潜んでいる。
それは本人に3つのバイアスがかかっているからだと思うんです。
つまり、
やる前からこころの中で、自分自身でブレーキを踏んでいるのです。
そして
そのブレーキになるのか
- おカネ
- 時間
- 親・環境
です。若手農業者がやりたいことがあっても、
やれない理由、できない理由ベスト3です。
実はこの3つバイアスの克服こそが若手農家に不可欠だと思っています。
そこで私は常にこの3つをクリアすることをサポートしています。
この3つのバイアスを克服するには
1,おカネの問題はお金の勉強をすれば良いですよ
2,時間の問題はタイムマネジメントを身に付ければよいですよと。
この2つは「学びと練習」でクリアできます。
しかし、厄介なのは
- 親、環境です。
親は若手農家に重たくのしかかります。
親が次世代に任せきれない「農村病」です。
農村社会では知らず知らずのうちに序列が出来上がっています。
その見えない序列で地域は統率され、秩序が保たれています。
地域内で世代交代するにはその権力を持った人がいなくならないと
次のリーダーにはバトンは回らない。
この新陳代謝の悪い農村はやがて過疎化し限界集落となる
私はこれを農村病と呼んでいる。
このような大人たちが多い環境では若手は育ちません。
このような大人たちは若手がやることなすコトすべてに難癖をつけてくるのが
特徴です。
このいちいち口を挟まれることで若手農家は
モチベーションを奪われただ農村で作業をするだけの
量産型農村ワーカーと化していきます。
さらにはこれを立派な後継者、地域リーダーと称賛するものまで
いるから始末が悪い。
しかし、この現象は一般社会で起きているのです。
例えば企業では
できない上司が上の役職でのさばっている会社がとにかく多い。
それらは過去の実績と栄光にしがみつき重役ポストに君臨する。
とにかくその上司が邪魔でも仕方がない。たいして仕事ができないくせに
権限だけは譲らない。
これら人罪の特徴は、とにかく次の世代にバトンをつなごうとしない。
このような
ダメ大人が若手の育成を阻む。このような会社は絶対に伸びない。
私は企業にいたときはこの鍋蓋になっている人罪をとにかく排除した
若手にチャンスを与えるためです。
そして自らも鍋蓋になる前に自ら役職から身を引いた。
この下に権限を譲りそうにない親、地域、組織にいる若手は不幸である。
なぜなら、どうせ、俺が何か言っても無駄だから・・・って
自分で自分にバイアスをかけるからです。
以前ブログに書いたサーカスの象状態になるからです。
しかし、若手農業者に気付いていほしい。
その農村病にかかっているの方が間違っていることに気付いてほしい。
親が間違っている、地域が間違っている。
待ちっがているのは自分ではないことに。
自分の考えは少数派と思っているかもしれないが、
間違っているのは親の方です。環境の方です。
だから
あなたがやりたいって思っていることはやるべきです。
私は
3年後、5年後、10年後、そして死ぬ間際になって
あー、あの時あーすればよかった、こうやればよかったって。
後悔したくない。
そう思ってこれまで
やりたいこと、好きなことをやり続けてきました。
いつ死んでも悔いが残らないように。
やりたいことがあるのに「後回し」にしているのは
おカネの問題でも、時間の問題でも、親、環境の問題でもありません。
自分自身の問題なんです。
さあ、やりたいことをやりましょう。
始めの1歩を踏み出しましょう!
山下弘幸(やましたひろゆき)プロフィール
https://drive.google.com/file/d/14fXAndWHIsvojJLG_lhzU9ET_l8jAibR/view?usp=sharing
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