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コラム 2021.01.20
農業は始めるより辞める方が難しい
こんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
今回の、農テラスコラムのテーマは「農業は始めるより辞める方が難しい」について
先日後継者がいないので農業をやめたいので自分の農地と農業道具を誰かに譲りたい
とのご相談があった。
その方はずっと一人農業を実践されてこられた方で野菜作りの技術は群を抜いていた
ただ、農業に一生懸命になりすぎて生涯独身のままだった
親もなくなりいよいよ自分一人。身内も少なく万一自分の身に何か起きたら。
今のうちにこれまで人生をかけてきた自分が生きてきた証を誰かに譲りたい。
そういう思いで私に相談されて来れれたのだと思う。
農業後継者問題は40年くらい前にさかのぼる。高度経済成長からバブル景気に
浮足だっていたころ農業をやるより会社勤めの方がいい。って
農業を営む親も子も皆そう思っていた。そして農業という家業の後を継ぐものがいなくなった。
しかし、ここ10年くらいはまた農業後継者が増えてきている。
行政自治体が積極的に支援していることもあるが、一番大きいのは農業就農給付金だ。
就農後もしくは就農のための研修期間のおよそ3年~5年(条件を満たすものに対して)を
国がおカネを出して支援するという取り組みである。
この画期的な仕組みは農業という生産技術の習得には数年かかるため、農業という職に
就いてもらうにはその期間をサポートする必要があるとうことらしい。
ただ、給付金をもらって農業を始めたものの、やっぱり自分には農業は向かない。と
思ったところで農業をやめるとなれば、給付金は返済しなければならない。
使ってしまった給付金の額をサラリーマンに戻ってから返済するのはかなり厳しい。
農業は始めるより辞める方が難しい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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