新着情報

What’s new

コラム 2020.12.03

野菜価格の大暴落!なんとかしたい若手農家が逆転するための戦略とは

野菜の市場価格大暴落!

野菜市場価格が過去5年で最安値を記録している

理由はいたって簡単。

潤沢に「モノ」が流通しているから

 

山下さん、どうにかしてください!

連日私のところに相談がよせらる

 

市場価格は需要と供給のバランスできまる

 

それくらいのことは農家はわかっている

だが、ついついそのバランスで

需要より供給量が少なく、その結果

市場価格が高くなることを

 

期待してしまう。

 

しかし、その予測はそう簡単ではない

 

たとえるなら

毎日上がったり下がったりしている

株の取引きと同じである

これも市場、社会、経済などに左右される

 

だからこれまでこのような農家に対しては

株取引みたいな農業ではなく、

先物取引のような農業をすべきだと

助言してきた

 

先物取引のような農業とは?

 

相対取引のことである

あらかじめ価格、数量、納期期間、決済方法などを決めてから

栽培、流通させる方式のことである

 

しかし、今回のように市場価格が暴落すると

この契約栽培も2通りに分かれる

 

小売り、量販店との相対とりひきでは

買い手側から単価値下げ要求もしくは数量減の要求が来る

 

あらかじめ契約していた価格、数量について変更の申し出があるのだ

 

もちろん契約なのでそれはダメ。

だが、末端顧客である消費者がその小売店などのスーパーマーケットで

消費してくれなかったら

 

契約した農産物は店頭で売れ残り、結果破棄されてします

だから売る側も必死だが、暴落した市場から流れ込む安い農産物と

契約で持ち込まれた通常価格の農産物を比較して

品質鮮度など同じであるなら

 

やっぱり安い方が先に売れていく・・・

 

一方、契約栽培でも

業務、加工用は流れが違う

末端価格が決まっている場合が多い

例えば白菜の漬物を作る材料を供給する契約だった場合

あらかじめ材料価格は決まっているため、

価格、納品数量は決まっている

そしてたとえ市場価格場暴落したところで仕入れ側は

供給側(農家)に値下げ、数量減の要求をする必要なない。

 

つまり市場価格暴落時でも安定的に出荷が可能なのである

しかし、あらかじめ設定している価格が小売り量販店での取引価格より

安い場合が多いので

 

一概にどちらがいいとは言い切れない

 

長くなってしまったが

 

この野菜市場価格暴落を脱するにはどうすればいいのか?

 

それはダイレクト販売を行うこと

 

つまり今はやりのネット販売をやるということです

 

えー、今更ネット販売?

そんなのみんなやっているけどどこもうまくいってないし・・・

小分けしていちいち個別発送なんてめんどくさい・・・

 

などなど、若手農家からの意見もありますが

 

結論を言えば

これからネット販売は大変なことになります

 

どういうことかと言えば、猫も杓子もを野菜のネット販売を始めるってことです

 

スーパーマーケットや百貨店もすでにネット販売をやっています

楽天、アマゾンなどECサイトもやっています

タベチョクやポケマルなんかはそれ専用で立ち上げられたサイトです

生協もやっているし、オイシックスは最大のネット販売サイトです

更には青果業も卸売市場も仲卸もすべてネット販売のサイトを作り始めています

 

商談会に行くとネット販売のサイトを作りたいから出展しませんか?って

勧誘がたくさん来ます

 

このように、いまや日本全国農産物はネット販売サイト構築時代に突入しているのです

 

そこでこれらサイトを運営している人たちの課題が

 

売る商材です

 

これらの大半は農家ではありません

 

農家と消費者をマッチングさせるプラットホームを作るだけの

サービス業の人たちです。

だから、

 

この人たちは

農家を集めるのと消費者を集めるのが仕事なんです

 

だけど、消費者をサイトに誘導するのは簡単ですが、

農家をサイトに誘導して登録させるのは大変なんです

 

なぜなら、農家はサイトへの登録が苦手で

更には

 

小分けして個別に出荷する

 

という

 

 

手間

 

 

 

やってきてないからです

 

 

ということは、時代の流れを見ていくと

 

小分けして、出荷できる農家は

おそらく引っ張りだこになります

 

サイトに登録できる農家は多くの消費者の目に触れることになります

 

そうなると

 

消費者からダイレクトに注文が来る確率は断然高くなります。

 

いかがです?

 

このシナリオ。一人勝ちできる可能性があるって思いませんか?

 

更に、このダイレクト販売をECサイトに委託するのではなく

自社のサイト(ホームページ)をつくって自社で売るようにすれば

 

サイトに支払うマージンは払う必要がなくなり

売れた金額はすべて自分の売り上げで、さらには粗利率はかなり多い、

自分だけの顧客なのでリピートしてくれる可能性も大。

 

市場価格が暴落して落胆するのも農業です

 

自社の商品をネットにupして売れるしくみを作るのも農業です

 

これから10年先を見据えて

 

どういう農業をやっていくべきか?

 

私は今すぐ

ecサイトに登録するか

自社サイトで売る仕組みを作り始めるか

 

このどちらかを始めるべきだと思います

 

もし、自分でサイトを作りたい、ECサイトで販売したなど

 

ネット販売をやりたいって思う方でやり方がわからない・・・

 

そういう方向けに

 

来年1月にネット販売講座(農業webマーケティング講座)を開講します

期日:令和3年1月16日(土)13:30~

オンラインで受講できますので全国どちらからでもok

 

12月15日までにお申込みの方には特典もあります

市場価格が上がることを期待するギャンブル農家から脱して

確実にお客様に販売するビジネス農家になりましょう!

 

詳しい内容は

コチラをご覧ください

https://notera.co.jp/course/%e6%96%b0%e8%a6%8f%e8%be%b2%e6%a5%ad%e8%80%85%ef%bc%88%e3%82%b9%e3%83%a2%e3%83%bc%e3%83%ab%e8%be%b2%e6%a5%ad%ef%bc%89%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9/

 

お問合せ、お申込みはコチラ

お問い合わせ・無料経営相談

CONTACT US

お問い合わせ

只今、無料経営相談を承っております。
お気軽にご相談ください。