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ブログ 2020.07.15
脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」第46号
成功する農家としない農家の決定的な違い
脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」
いつもご覧いただきありがとうございます。
農業界を明るく照らす
農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
2020.6.25
さて、今回は 「成功する農家としない農家の決定的な違い」についてお話したいと思います。
【目次】
・成功している農家は付き合っている人が違う!
・篤農家に学ぶ時代から企業家に学ぶ時代へ
・農業を他産業から客観的に視る
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【はじめに】
農業している人で成功したいって思っている人は意外と少ないかもしれません。
「成功」って・・・
そんなに大それたことではなくて、ただ、自分と家族の生活が安定して
子供を大学に行かせられるくらいの暮らしができればいい。
って、大半の農家の方は思っています。
しかし、だから日本の農業は発展しないだよ!って
私は思っています。
いきなり、過激な意見で申し訳ありません(-.-)
ただ、若手農家の中には
農業でお金持ちになりたい、周りの人より豊かな暮らしがしたい。
いい車に乗りたい。快適な住まいを手に入れたい。年に1度は海外旅行に行きたい。
老後を心配しないでいいくらいの貯蓄をしたい。
って方も、たくさんいるのではないでしょか。
ということで、今回はあまり人前では言えないけれど、内心では
ヒトより多く稼ぎたい。もっとたくさんのお金が欲しいって思っている方だけ
読んでいただければありがたいです。
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【成功している農家は付き合っている人が違う!】
なぜこんな話を書くのかというと、実は
私が、昔からそう思っていたからです。
これまでこのメルマガでお話してきた通り、私は農業を好きで始めたのではありません。
家が農家で長男だったから、親からの「後を継げ」という流れに反抗できなかったからです。
しかし、どうせやるなら周りの農家の暮らしレベルではなく、他産業で活躍されている人レベルの所得を得られる農家になろうって、ずーーと思っていました。
だから、同じ年代のサラリーマンやビジネスマンの年収がいくらか?がとても気になって、
企業に勤めている社員の年収とかが書かれている「四季報」という経済誌を20代のころから愛読していました(笑)
実は成功する農家さんって、そもそも目指しているところが違うんです。
これこそが、
今回のテーマである「成功する農家としない農家の決定的な違い」なんです。
成功している農家さんは
一般企業の役員並みの給料を得るにはどうすればいいか?
もしくはそれ以上の給料を得るにはどうすればいいか?って
このことを日頃から意識しているんです。
とうことで、この回を最後まで読んでいただければ、
なるほど、成功農家は意識している相手が全く違うんだってことがご理解いただけると思います。
それで、早速結論なんですが、
「成功農家は他産業の方々と交流している
しない農家は農業という狭い世界でしか交流がない」という内容です。
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【篤農家に学ぶ時代から企業家に学ぶ時代へ】
私が就農した当初はいいもの作る、単収を上げる農家が良い農家と教えられました。
理由は
その農家が売り上げも所得も上げていたからです。
これらの農家を篤農家(とくのうか)と言って栽培に熱心で、研究心に富んだ地域のリーダーとなる農家さんです。
しかし、時代が平成に代わると、篤農家であっても売り上げが伸びず、農業所得も伸び悩むようになりました。
理由はいくつかありますが、一番大きな要因は時代と合わなくなったということのようです。
昭和のころ、高度経済成長していた右肩上がりの経済社会の時代では通用していたものが
平成に入り飽和低成長の経済社会の時代には合わなくなったのです。
つまり、昭和時代の作れば売れる時代が平成に入って終わったってことです。
そこで成功する農家のスタイルが
“いいもの作る、単収を上げる”「篤農家」から
企業並みの考え方で企業並みの売り上げと所得を上げようとする「企業農家」に
変わっていったのです。
ちょっと古い話ですが、昭和30年代は集団就職で地方の若者たちはほとんどが都会へ働きに行きました。
地域に残って家業を継げるのは長男だけです。そのころの二男、三男はどれほど長男をうらやましく思ったことでしょう。なぜならばある程度の「田んぼ」があってそこにコメを作っていれば豊かな暮らしができていたからです。
しかし、経済成長とともにコメだけ作っていても暮らしが成り立たなくなり、
今度は都会で働く方が地方の農家より豊かに暮らせるようになっていったのです。
そのころから地方の農村の若者には都会の暮ら都会の所得の方がうらやましくなっていったのです。
このように
平成の時代には農業の後を継がずに就職する若者が増え、後継者がいなくなりました。
また、私のような農家の後を継い若者は企業の真似をしなければいけない
時代になったのです。
ところで、皆さんはこの時代の変化に気が付かれていましたか?
残念ながら、昭和の農業を引きずったままの農家は平成の時代かなり苦労しました。
私の農大の同級生も就農したものの農業で生計を立てることができずに離農していったものもたくさんいます。
結果として、
私が就農した年である平成元年の基幹的農業従事者(農業を主とする農家)約300万人が現在は半分以下の140万人にまで激減したのだと思います。
しかし、一方では企業的な視点で企業並みの農業に転換し、
売上1億円を超える9桁農家が続々と誕生していきました。
私もおかげさまでこの1億農家になれたのですが、売り上げ1億超えの農家は全国で約2000件(野菜農家のみ)ほどあるそうです。
中には年商10憶円を突破する大規模農業企業も続々と誕生しています。
(ちなみに私が以前在籍していた農業ベンチャー企業は年商15億円越え)
※就農した当時は1000万以上売り上げるだけで篤農家と呼ばれていました。
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【農業を他産業から客観的に視る】
さて、冒頭でお話したように成功する農家は「他産業との交流」を積極的に行っています
しかし、就農当時、篤農家と呼ばれていた研究熱心で単収を上げたり、高品質のモノを生産したりする農家さんは栽培に詳しく、地域に詳かったりするのですが、他産業のことはあまり詳しくないようでした。
それでも
地域内、農村内では相変わらず一目置かれ、その地域の価値観の中では権威を持っていらっしゃいました。
しかし、いくら篤農家でも天候不良や災害では不作になったり、生活が苦しくなります。
逆に好天が続き豊作となり市場価格が暴落したときもやっぱり生活は苦しそうでした。
そして口に出される言葉は
「農業だから仕方がない」って
誤解のないように言っておきますが、決して篤農家さんを卑下しているのではありません。
あくまで時代が変わり農業者側が対応しなければいけないステージが変わったっててことをお伝えするための引用です。
しかし、私は就農当時から
このなんとも言い難い理不尽な思をずっと抱いていました。
どうやれば解決できるのだろう。
どうやればこの思いを払しょくできるのだろう。
しかし、当時は誰に聞いても納得のいく答を出してくれる人はいませんでした。
頼りにしていた農協の営農指導員も、県普及センターの職員も・・・
その当時、私に道を開いてくれたのが
有限会社コウヤマの香山雄一会長です。
私より一回り年上の方ですが、畑が隣だったせいでいつも私にいろんなことを話してくれました。
その時学んだのがこれからは企業的農業をやるべきだということでした。
現在、香山会長は県農業法人協会の会長を務められていますが、全国的にどの農業者よりも
早く農業の企業化を目指されて方です。
そのころはまだ珍しかった法人化や6次化、雇用型組織型農業をいち早く取り入れていらっしゃった方です。
そして
その方が当時付き合われていた方々が農家ではなく企業家、商業関係の人たちだったのです。
おそらく、農業外の交流を広くすることで農家が置かれた水準、基準を
客観的にみることができ、今の自分に足りないことは何なのか?
今やるべきことは何なのかという
農業というキーワードだけでない
産業として
経営者として
農業を見ることができたから成功されたのだと思います。
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【まとめ】
私は、若手農業者が異業種との交流こそが農業の課題問題点にきづく
最短ルートだと思います。
異業種から農業界に入ってこられて方で大成功している方が多いのは
そういう理由です。
農業の問題点、課題、解決すべきことが見えている方は
改善に取り組むことで、結果を出されています
これにいち早く気が付き自社の経営を客観的にみることができた人は
平成の30年で大きく飛躍しました。
一方視野が広がらないまま、何が問題なのか?我が家の経営の問題課題すら
わかっていない人があまりにも多すぎる気がしてなりません。
自分の課題が見えていなければ改善しようもありません。
ただ、課題がわかることを恐れてあえて見ないようにしている人もたくさいます。
そこで、最後に私からの提案ですが、
一般企業並みの所得を得よう努力してみませんか?
例えば
どうせ農業をやるなら年収1000万をめざす・・・というように。
そう意識を変えるだけで、
とこれまでのやり方ではなく、全く新しいやり方が必要だということが
おのずと見えてくるはずです。
そうなればもう半分は成功したようなもんです。
さあ、私と一緒に「はじめの1歩を踏み出しましょう!」
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【後述】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おそらくこのメルマガにご登録してくださっている方は
学びたい、向上したい、今の自分を変えたいって方ではないでしょうか
そういう方がこれからは伸びます。
なぜならば、
現にこうしてメルマガを読んで下っているからです。
少しの時間を割いてでも新しい自分になろうとしているタイプの方は
必ず成功するはずです。
そんな方のために
農ビジセミナーを開催いたします。
今回はzoomを使って行います。
企業的農業を学びたい、確実に利益が出る農業経営を学びたい方のために
オンラインでlive配信いたします。
令和2年7月18日(土)13:30~
第22回農ビジセミナー
~企業的農業が利益を生み出す!~
講師:農テラス代表取締役山下弘幸(やましたひろゆき)
元農業ベンチャー企業代表取締役
6000万の赤字会社を1億2000万の黒字会社にV字回復させた企業的農業経営法を
お教えいたします。
お昼の時間ですが、60分間の講座です。
時間が取れない方でも作業しながらでも気軽に
聴いていただけるように動画を観なくても聴いているだけ
企業的農業がどういうものかがわかるようにお伝えいたします
学びたいけど時間がない・・・
学びたいけど忙しい・・・
学びたい、新し情報を得たい・・・
おそらくあなたは挑戦するタイプの人間だと思います。
いや、挑戦する人になりたいって思っているタイプかもしれません。
そういった方に必ずお役に立てる情報です。
今回は挑戦するって程、ハードルは高くありませんよね。
オンラインで受講できるので
お気軽にお申込みください。
もちろんごお申込み、受講、ご視聴、観覧はすべて無料です。
ご視聴されたい方は
ZoomのIDをお届けしますので
こちらからお申込みください
https://notera-seminar.com/inq
オンラインですので参加者に制限はありませんが
手続きの都合上お早目のお申込みをお願いいたします。
Zoomの使い方がわからない方は
こちらからお問いあわせください
手稲にお教えいたします。
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【お知らせ】
農業を客観的にみることができた方、年収1000万を目指そうと思われた方。
初めの1歩を踏み出された若手農家の方。
おそらく需要なことに気が付かれたのではないでしょうか?
それは・・・・・
自分が企業的な農業を全くやれていなかったってことに
しかし、気づいたところで
残念なことに企業的農業を学べる場所がかなり少ない。
なぜならば企業農業は企業のやり方を参考にしますので
企業経営をしたことがある人からしか学ぶことができないからです。
残念がながら
農業高校も、農業大学も、農協でも本質的なところまで学べません。
なぜならばそこもまた企業的ではないからです。
そこで農テラスでは
農業ベンチャー企業で実際に企業的農業を経営し、従業員を育成してきた
実績をもとに企業農業で成功できる
ノウハウ、スキルを
学ぶことができる「企業的農業をやるための講座」をご準備いたしました。
内容は「企業が行っている管理力を高める」というもの
題して「農業マネジメントコース」です。
この機会に他産業並みの農業経営、企業的経営を学びましょう!
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【農業ビジネススクール】
農業マネジメントコース
◆狙い:一般的な企業が実践する利益を上げるしくみづくりを農業経営に応用します。
受講されると 次のような効果が得られます
・自分の経営状況がわかり、これからどのような方向へ進めばよいかがわかる
・従業員を雇って安定的な経営ができるようになる
・親の経営と別に経営をやっても成り立つ自立的農業ができる
・親よりワンランク上の経営をやることで親を安心させることができる
期日:8月 1日(土)8月 8日(土)
8月15日(土)8月22日(土)全4回
時間:13:30~16:30
講座:1回2講座 計8講座
◆オンラインで受講される方はzoomで配信いたします。
◆主催:株式会社農テラス
◆講師:農業参入コンサルタント 山下弘幸(やましたひろゆき)
今回はなんとメルマガ愛読者の方は
特別料金にてご受講いただけます
詳しくは
こちらかをご覧ください
https://notera.co.jp/course/%e3%81%8a%e3%81%8a%e3%81%8a/
【講義内容】
第1日 13:30~企業的農業を知れば未来が見える
15:00~原価がわかれば農業は面白くなる
第2日 13:30~損益分岐点を知ると利益が出る
15:00~節約しないで経費を抑える
第3日 13:30~反収を上げる をやめると成功する
15:00~数字が苦手を簡単克服
第4日 13:30~上手に人を雇う人になれる
15:00~成功する習慣が身につく
※受講できなかった講座は後日動画で観ることが可能です。
【お申込み・お問合せは】
info@notera.co.jp または、「農テラス」で検索してください(^^♪
【締め切り】 7月10日(金)
詳しくはコチラ
お申込みお問い合わせはこちらまで
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【農業者のみなさん! 個別相談承ります!】
経営相談、親子関係、農業販売、
などなど、経営に関することじゃなくてもOKです
なんでもご相談に応じます。
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