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ブログ 2020.07.14
脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」第4号
今回は
面接の時に働く人か否か見抜く方法について
脳を耕せ!農ビジセミナー「メール講座」
いつもご覧いただきありがとうございます。
農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。
2019.9.6
面接の時に働く人か否か見抜く方法について
私もこれまでたくさんの方の面接をやってきましたが、
農業業界にはいろんな人がやってきます。
例えば50歳でこれまでの20年以上働いていた職場を辞めて
来た人とか、
30歳で将来役者を目指していて、オーディションに行くときは
休みが欲しいって方、
また55歳の女性の方で、子供が自立したので自分の時間ができた
働きたいって方や、
30代の女性の方で
子育て中なので、保育園に子供を送ってから子供が帰ってくるまで
5時間働きたいですって方など
様々。
ここでポイントは
いずれの方も自分の都合で働きに来たいて言っているってこと。
農家側からすれば
自分と同じくその人たちは一生懸命に働いてくれるはずって
思いがちですが、残念ながら自分を犠牲にしてあなたの農園に尽く
思っている従業員は来ません。
一応、面接の時は
「農業が好きなんです」
「農業をやりたかったんです!」
「頑張ります」
「体力には自信があります!」
って猛アピールしてきますが、それを鵜呑みにしてはいけません。
そこで働く人かどうかの見分け方ですが、
面接の時にこう言うんです。
「うちは農業だけどフツーの会社と同じで、時間の制約もあるし、
ルールもある。もちろんやってもらわないといけないノルマみたい
作業日報も提出してもらうし、記録やデータなどの資料も作っても
一般的な中小企業と同じですよ。
ただ違うのは労働時間は季節によって異なるし、休みも不定期、台
出勤してもらうことだってあるかもしれない。有給休暇も的にあげ
それでも大丈夫?」って
それでも「大丈夫です」って答えが返ってくるようならかなり覚悟
あなたの期待通りに働いてくれるでしょう。
もしそうでなければ「あなたが払う給料分の働きは難しいかもしれ
でもそんなに脅したら誰も入社してくれないですよ~って
おっしゃる社長さんも中にはいらっしゃいます。
そんな社長さんには、こう言っています。
「覚悟が足らない社員を入れて、お給料は毎月出ていくのに、期待
なら、そっちの方がマイナスになりますよ」
農業界は人手不足で猫の手も借りたいって方がほとんどですから
ついつい、その場しのぎの雇用に走っちゃうんです。
でも、それを続けているといつまでたっても利益が出つづける仕組
中にはダメ従業員の代わりに社長が3倍働いていたり、
ダメ社員には当たり前の給料を払って、社長の給料は減額・・・な
笑えない農業経営をされていらっしゃる社長さんも・・・・
実は私がそうでした。
30代前半のころ、あまり儲かっていませんでした。何とか利益を
規模を拡大したんです。でも予測通り手が回らなくなって・・・
規模拡大した分の売り上げが上がらず、経費ばかり拡張して・・・
そこでヒトをいれようって思って。
でも我が家みたいな田舎にだれか働きに来てくれるのかなーって
半信半疑で
求人案内で募集したらすぐに応募したいって連絡があって。
そんな我が家で働いてくれるなんて言う人がいたんだーってうれし
面接もそこそこに、この人を入れなかったら、ほかにうちの農園に
いないかもしれないって思って・・・・
その人を雇うようにしたんです。
時給750円当時ではかなり良い時給でした。
1日8時間―6000円
25日労働で150,000円です。
そしたら、その従業員は自分の都合ばかりいって
こちが望む働きはしてくれない。
それでも辞めてもらうと回らなくなるから我慢してそのまま雇い続
その従業員の給料は払い続け、自分の給料は減っていくばかり・・
私の給料は7万まで下がり、それでも従業員には15万払い続ける
これではらちが明かないので私が3倍働いて売上と利益を稼ぐ・・
こんなことを続けていて気が付きました。
ん?俺って何のために働いてるんだ?
なんで、従業員を養うために自分のを犠牲にしてるんだ?
雇用するって簡単に言うけど、どんな人を雇うかで
あなたの農業人生が大きく影響されるんです。
今、雇用型農業にスライドする農家が急増しています。
これまで親に頼っていたけれど、親が高齢化するから代替えとして
規模拡大するにあたって雇用をしようとか、
外国人実習生を受け入れているけど、結局日本人雇用をしないと管
雇用をしたいとか・・・・
いずれにしろ農業界のなかで人材を取り合う時代なんです。
ということはこれからの農業は雇用人材できまる時代になります。
これまでは家族労働中心だったので
家族労働力の差でその経営体が伸びるか否かが決まっていました。
しかし、これからは第3者労力の差でその経営体が伸びるかどうか
決まります。
働く人材をしっかりと面接で見極める。
これからの農業ではこれがとても重要なことになります。
※他にも、働く人材を求人募集の段階でたくさん集めることが重要
この方法は農業ビジネススクール若手中堅農業コースで教えていま
【おまけ】
働く人材の見極めではなく、作業ができる人か否か見極める面接の
を知りたいって方ももたくさんいらっしゃいますので
そういった方の面接の仕方についてお教えします。
それは作業をやらせることです。
面接の時に「草取り」をやらせましょう。
事前に
「面接時には実際に作業をやりますので
作業ができる服装と手袋、汚れても良い靴を履いて
お越しください」って連絡してください。
そして実際に草取りをやらせる。
農業やっている社長さんなら
その人の
作業服や、手袋、靴など服装でどの程度のレベルの人か
分かるでしょう。
そして作業をやらせてみて
段取りの良い人かどうか、道具の使い方や器用な方か、不器用な方
すぐにわかると思います。
是非、実践してみて下さい。
でも・・・・・
Q:面接で草取りなんてさせていいんですか?
⇒事前に作業させるって通達しておけばOKです。
だって、役者のオーディション(面接)の時って
実際にお芝居をやらせるでしょう!
作業員として雇うなら
最初から作業をやらせる。当然のことです。
作業できるヒトか否か見極めるにはこれが一番手っ取り早いんです
注意することとしては
これはあくまで面接なんですが、人によってはただ働きさせられた
クレームを言ってくる人もいますので、面接が終わったと同時その
作業した時間の時給と交通費を支給してあげましょう。
たった1000円~2000円程度で
作業ができるか否か簡単に見極めることができますよ(^^♪
最後までメルマガをご覧いただきありがとうございました。
最後までご覧いただいたメルマガ会員様だけに
有料の農業ビジネススクールのを収録したyoutube動画を
プレゼントさせていただきます。
農業経営者は世間で人材確保大会が始まっていることを知る
https://youtu.be/luDTGHLiLDw
また次回も動画プレゼントさせていただきますので
お楽しみに(^^♪