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物語 2024.05.06

『支配』全21話 ―第19話― 「支配」

こんにちは。農家著述家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。

本業は農業。現在は農業コンサルタントとして全国の農業者のサポートを行っています。

また、農業講演家として講演、講座、研修、セミナーなど全国各地に呼んでいただいています。

日頃は、全国農業者のオンライコミュニティ農ビジ会や農業ビジネススクール運営

youtube(農テラスチャンネル)などで農業経営・農業ビジネスの最新情報をお届けしています。

 

さて、今回の山下弘幸の書下ろしストーリーは

『支配』全21話 19 「支配」

主人公は生まれも育ちも仕事も農家の「カワカミトシロウ37歳」

家業の農業を離れひょんなことから企業に入社する。

だが、そこで待ち受けていたのはこれまで経験したことがない試練の連続だった

 

『支配』全21話 19 「支配」

この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。

 

前回までのあらすじ。

サイコパスの社長はいよいよ私を追い込んだ。

人一倍「支配力」が強い社長はすべてを「私物化」しないと気が済まない。それに動じない私は

自らビルから飛び降りる決断を迫られていた。

 

惜しい人を無くしました。カワカミ君は本当に頑張ってくれていました。まさか、そんなに思い詰めていたなんて。

 

おそらく今このビルから飛び降りたら私は自ら命を絶ったか「わいそうな人」で終わってしまう。

それどころか可愛い社員を無くした悲劇に見舞われた経営者として脚光を浴び、会社の業績が上がるための

PR材料にされるに違いない。サイコパスなこの社長ならやりかねない。

 

死んでたまるか。そう思ったが、

社長はおもむろにオフィスの窓に立ち窓を開けてこうつぶやいた。

 

「カワカミ君、外の風は気持ちいいよ」

 

追い詰められた私はこの場を打開するために社長が明けた窓に近寄って行った。

 

ビルの窓から下を見下ろせばヘッドライトの灯りが小さく見える。

遠くから救急車のサイレンが聞こえてくる。

ビルの下から吹き上がる風が私の顔を下から撫でていく。

隣には恰幅のいい社長が鬼の形相のまま仁王立ちでこちらをにらみつけている。

 

わかりました。社長。これまでお世話になりました。

私は、窓の枠に手を伸ばし、身を乗り出した。

 

その時、

ツルルー、ツルルー。オフィスの電話が鳴った。電話が鳴り響く中、私たち二人には沈黙が続いた。

「カワカミ君、もう遅い、帰りたまえ」

我に、戻った社長が自分を取り戻し、何事もなかったかのように、ボソッとそうつぶやいたあと、

 

なり続ける電話に向かった。

私が、オフィスから出る間際に社長は受話器を取った。

 

シーンと静まり返ったオフィス。受話器を手にした社長に

受話器の向こう側からかすかに相手の声が聞こえてきた。

 

もしもし社長?上手くいきましたか?

この声は、まさか・・・

 

 

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山下弘幸(やましたひろゆき)の自己紹介です

笑って泣けるストーリーが満載です。

悩んでいる農家の皆さんに是非読んでいただきたい物語です

 

山下弘幸ヒストリー① 卑屈な幼少時代

https://notera.co.jp/news/3158/

 

山下弘幸ヒストリー② 親との確執

https://notera.co.jp/news/3160

 

山下弘幸ヒストリー③ 人を育てる農家になる

https://notera.co.jp/news/3164

 

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