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物語 2024.05.03

『支配』全21話 ―第16話― 「尋問」

こんにちは。農家著述家の山下弘幸(やましたひろゆき)です。

本業は農業。現在は農業コンサルタントとして全国の農業者のサポートを行っています。

また、農業講演家として講演、講座、研修、セミナーなど全国各地に呼んでいただいています。

日頃は、全国農業者のオンライコミュニティ農ビジ会や農業ビジネススクール運営

youtube(農テラスチャンネル)などで農業経営・農業ビジネスの最新情報をお届けしています。

 

さて、今回の山下弘幸の書下ろしストーリーは

『支配』全21話 16 「尋問」

主人公は生まれも育ちも仕事も農家の「カワカミトシロウ37歳」

家業の農業を離れひょんなことから企業に入社する。

だが、そこで待ち受けていたのはこれまで経験したことがない試練の連続だった

 

『支配』全21話 16 「尋問」

この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。

 

前回までのあらすじ。

一旦辞表を出したが同じころ私と仲が良かったCが同じ部署に配属になったコトで退職するのをとどまった。

が、力の差を感じ、徐々に居場所がなくなった私は改めて会社を辞める決意をした。その時社長から呼び出されたのだ。

 

「カワカミ君、外の風は気持ちいいよ」

社長は自社ビルの窓を開け窓の外を眺めながらそうつぶやいた。

 

私は社長に追い詰められていた。社内でカワカミが社長を裏切ったという噂が流れ

激怒した社長が、社員が全員帰った後私を事務所に呼び出したのだ。

 

「もちろん、そんなことは一切ありません。」

なんども弁明するが、社長は一切、聞く耳を持とうとはしない。

 

それどころか「なんで今までこれほど可愛がってきたのに、お前はそんなことするんだ!」と

テーブルを叩きつけながら、時には足で椅子を蹴飛ばしながら

息ができなくなるくらいまで私を怒鳴りつけた。

虫の居所がおさまらない社長は

「とにかく責任を取れ!」の一点張りだった。

もちろん何度も会社を辞めて責任を取りますと伝えたが、それでは気が済まない様子だった。

 

一連の事件のことも蒸し返された。本当にお前はBと繋がっていないのか?

なぜ?内部告白を最初にBに言ったんだ。

 

私は会社のことも、組織のことも世の中のことも知りません。何も知らない世間知らずの農家です。

ですから悪気は一度もございません。ただ、目の前の業務を一生懸命やってきただけです。

そして社長の事業家としての夢に心を打たれ、その夢を一緒に見たかっただけなんです。

 

繰り返される「裏切者」呼ばわりされる「尋問」に私はそう繰り返すしかなかった。

 

「だけど、お前は会社を辞めて別の会社に行くつもりだな。」

 

え?なんの話しですか?

「お前は辞めて別の会社にひくつもりなんだろ!」呼気を強めて社長は私に詰め寄り、そう繰り返した。

 

Cだ。Cが社長と内通していたんだ。

あ、そうかCは私を辞めさせる口実を調べるスパイだったんだ!

やばい、誤解だ、それは何となく言っただけのその場しのぎの話で、本当はそういうつもりじゃ・・・

 

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山下弘幸(やましたひろゆき)の自己紹介です

笑って泣けるストーリーが満載です。

悩んでいる農家の皆さんに是非読んでいただきたい物語です

 

山下弘幸ヒストリー① 卑屈な幼少時代

https://notera.co.jp/news/3158/

 

山下弘幸ヒストリー② 親との確執

https://notera.co.jp/news/3160

 

山下弘幸ヒストリー③ 人を育てる農家になる

https://notera.co.jp/news/3164

 

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