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コラム 2020.12.10

営農から経営を目指す農家に必要な知識④

皆さんこんにちは農業パーソナルトレーナの山下弘幸です。

今回の、農テラスコラムのテーマは

営農から経営を目指す農家に必要な知識④

経営とは利益の追求です。

その利益を追求するために5つの経営資源を使います

これから【5つの経営資源】ヒト・モノ・カネ・情報・時間について

ひとつづつ解説していきます

 

今回は「情報」について

農家が経営を始める際に必要な情報

それはインプットとアウトプットの2通りがある

 

まずはインプット

今こうして情報を入れているのも経営者として大事な情報です

情報化社会においていつ、誰から、どれくらい、どんな情報を入れるかは

人生が大きく変わるといっても過言ではない

 

坂本龍馬があれだけの事業を成し遂げられたのは

長崎に来ていたグラバーと出逢ったから

世界との貿易をするために日本をひとつにまとめようと考えたのであろう

 

政治家の息子が政治家を目指すのは生まれながらに政治家と出逢ったから

商人の子供が商売をしたりするのもしかりである

 

農家は農家とばかりつるんでいてはいけない

視野が狭くなるばかりか

農業の経済の一部である以上経済社会との接点を多く持たなければいけない

しかし、農村社会においては経済社会との接点を持つには

時間的、物理的、精神的な負担が大きい

 

私も、積極的に異業種の方と付き合ってきたが

最初はなんだか気後れして農家以外の人と付き合うのが億劫だった

 

同じ価値観、同じ考えの人といる方が心地よいし、気が楽であるのは間違いない

しかし、そのような刺激の少ない暮らしでは

発展はない。

 

営農ならば地域コミニュティが第一なのでそれでも良いが

経営となれば周りはみんなライバルである

 

いつもアンテナを張って時代に遅れていないか自分のポジションを見つめなければいけない

 

また、情報は外部からだけではない

自社の生産が現在どうなっているのか

昨年からそう推移しているのか

同年同月で比較した時成長しているのか衰退しているのか?など

 

自社の状況を数値化する必要がある

毎日データを記録し

売り上げの推移、昨年との比較

商品別売り上げは?原価の推移は?

圃場事の生産性は?

従業員ごとの生産性は?

売り上げと経費と利益率は?

現金(キャッシュフロー)は?

などなど

いつでも実態がわかるように記録をつける

だから、経営者は数字に強いんです

 

逆に経営者なのに数字に弱い人がいます

その会社はやがてなくなります

 

次に、アウトプットについてですが、

これも二通りあります

一つはお客様に対して

もう一つは従業員に対してです

 

情報発信(アウトプット)は何のためか?

一つはお客様に自社商品を取り扱ってもらうため

もう一つは

従業員を統率して同じ方向に動いてもらうため

 

つまり、情報を発信するのはお客様と従業員を動かすためなんです

 

営農から経営を目指す農家に必要な知識④情報編では

インプットアウトプットという観点で解説しました

インプットは誰から情報を得るかと自社の把握・分析をするためにデータ蓄積が必要であるということ

アウトプットはお客様や従業員などヒトを動かすために必要だということです

営農には全くなかった視点なので

経営を目指す農家にはこれから必要な知識になります

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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