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2020.10.08 ブログ

直売所がブレイクした理由

 

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

農業パーソナルトレーナーの山下弘幸(やましたひろゆき)です。

 

さて、今回は、「直売所がブレイクした理由」についてお話します。

 

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このメルマガをご覧いただいている方は農業者の方が多いので

自分の生産物を地元の直売所や直販所で売っている方も多いのではないでしょうか?

 

直売所として真っ先に思い浮かぶのは「道の駅」ですよね

 

ご存知でしたか?道の駅って全国に1,180駅もあるって。

私が住んでいる熊本県にもなんと33駅もあるのです。

県内の道の駅はほとんど行ってみました。どの駅も地元色を打ち出していて

その地域ならではの農産品や特産品が置いてあるのでかなり楽しい場所です。

 

皆さんも何駅か、行かれたことがあるのではないでしょうか

 

他にもJAが運営している直売所も県内に41か所もあります

更に、民間の直売所や物産館などを入れるとくまもと県だけでも100か所以上の

直売所があることになるのです

 

更にスーパーマーケットやディスカウントショップの店内にも

産直コーナーがあって生産者が直接顔と名前を出した野菜や果物を陳列してあるブースも

あります。

 

ここまで直売所の数が爆発的に増えた背景はどこにあるのでしょうか?

 

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私はマーケティングが好きなのでなぜ人はそれを買うのかを研究しています。

 

スーパーマーケットでも自分の買い物よりも買い物している他のお客さんのかごの中身が気になります。

 

例えば

スーパーでお買い物をされている方が

野菜や果物を手に取り品定めをしている場面を見ると

 

なぜ最初に手に取った商品ではなく、次に手に取った商品をかごに入れたのだろう?

なぜトマト3個入ではなく2個入りのトマトを買ったのだろう?

なぜキュウリは産直コーナーに置いてあるやつをかごに入れたのだろう?

などなど思考を巡らせます。

 

そして私なりに検証をしてきた結果、直売場がこれだけブレイクした理由がわかってきました。

 

そもそも、お客様が野菜や果物を選ぶポイントは次の3つです

1、見た目

2、お得感

3、安心感

 

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  • 見た目は大事です。

よく、新鮮さを求めているって言いますが、これは見た目の話です

本当に新鮮な野菜を見分けることができる消費者は以外と少なく、

せいぜい鮮度のないモノの見分け方とかは「葉っぱが黄色くなっている」とか、「切り口が茶褐色になっている」だとかを見る程度。

実際に購入してその日の献立に使うわけではないので冷蔵庫にしまっていて

いざ使おうとするときに鮮度が維持できていれば新鮮な野菜として〇をもらえ、

その際に商品が劣化していればあそこのスーパーで買ったやつはダメよね~って×になります。

 

今、道の駅など直売所、直販所がこれまでブレイクした理由はここにあるのです

見た目で選んだ農産物は実際に台所で調理するときにどれだけ新鮮な状態を保つかが

勝負です。

 

つまり数日たっても鮮度を維持している特売所の野菜は台所に立つ方のハートをゲットしたのです。

 

では?なぜ?これらの野菜は鮮度を保つことできたのか?

 

それは、直売所は仕入れ販売ではなく消化仕入れ方式をとっているからです

消化仕入れとは売れた分だけ農家に支払うシステムのこと。

農家がどれだけ商品を持ち込んでも売れなかった分は持ち帰り、また次の日には新鮮な野菜を持ち込まなければいけないシステムになっているのです。

スーパーマーケットは仕入方式なので

仕入れた分を売り切るまでは多少鮮度が落ちて店頭にならべて売り切らなければ

お店が損します。だから鮮度を維持できない野菜が残っている可能性があるのです。

 

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  • お得感

お客様が購買行動にでるとき。それは得する、メリットがある、もしくは

「便利、簡単、気持ちいい」を感じるときです。

野菜を買うときは当然安くて新鮮がいいはずです。

お得感を出すための一番わかりやすい方法が価格(プライス)です。

消費者は多くのお店を回っているので

野菜の価格が大体いくらか知っています。ですからレタスが1玉300円になると

「野菜が高くて大変!」って言われるのです。

つまりお客さんはおひとりおひとり「値ごろ感」って言うのを持っているのです。

 

一方

これらに持ち込む農家さんは一般的に20%から30%の手数料を引かれた以外はすべて

収入になります。これは農業界では画期的なことです。

 

一般的に農家が卸売市場に出荷した農産物がいくつかの流通経路を経てスーパーマーケットなどの店頭に並ぶときは大体2倍の値段になっています。

つまり店頭価格の50%が農家の収入なのです。

 

直売所に持ち込む手間や小分け選別包装などの手間はありますが

農家にとっても収入が良いので直売所で高く売ろうとしなくてもよい。

この店頭価格が、道の駅など直売所、直販所がこれまでブレイクした理由の一つなのです

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  • 安心感

道の駅など直売所、直販所がこれまでブレイクした理由はなんといっても

この「安心感」です。

 

すべての農産物に出荷した日付、生産者の名前がプリントされたシールが貼ってあります。中には生産者の顔を店内に掲示してあるところあります。

 

ダンディな農家のおじ様や農家マダムがにっこりと笑った写真が飾ってあるだけで

誰がその農産物を疑うでしょうか?

 

別に有機栽培、自然農法などの特別な農法で出来た野菜でなくとも

「私が心を込めて作りました」のコピーを見ただけでお客さんは安心できるのです

 

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【まとめ】

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

今回は勢いを増す道の駅など直売所、直販所のブレイクした裏側についてお話をさせていただきました。

 

しかし、今、この直売所も2極化しています

理由は3つ。

1、運営している母体が自治体、第三セクター、公益法人、農協で、組織内に経営に明るい方がいないところは赤字が続いる。

2、消費者が飽きてきたから、地域に2つも3つもある直売場は真新しものはさほどなく、わざわざそこで買わなくてもいいってお客さんが増えている

3つ目はネットで買える。今や全国の特産品、農産品はカンタンにお取り寄せができます。

これからはネット販売にも力を入れないと店頭販売もさらに厳しくなっていくようです。

 

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【出荷者募集のお知らせ】

 

合志市、アンビー熊本内にある

県内最大級物産館「志来菜彩」を

お手伝いさせていただいている関係で

 

「志来菜彩」への商品出荷者を募集しています!

 

【志来菜彩 店舗概要】

 

熊本県合志市竹迫2264-1

https://shikisaisai.net/

 

「志来菜彩」は合志物産館となっていますが、

自治体や第3セクターが運営しているのではなく

民間企業が出資運営しているため、フツーの直売所のように

地域・地元農産品限定ではなく、くまもとの「おいしい」が集まるお店を

目指しています。

物産館ですので

熊本県下一押しの銘酒、銘菓はもちろん、くまもと牛、馬刺し、天草鮮魚、からしレンコンなど県下最大級の品ぞろえで毎日多くのお客様が来場されています。

 

自慢の「野菜・果実・花・苗・加工品」などの農産品を出荷したい方は

農テラスまでご連絡ください※特に果実がたくさん集まると嬉しいです

お問い合わせ・無料経営相談

 

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【出荷条件】

・熊本県内の生産者であること

・仕入れた商品の出荷はNG

・協議会の規約に準ずること

 

【出荷形態】

あくまでも直販所なので消化仕入れ(売れた分だけ清算)

現時点では持ち込みできる方(集荷なし)

※ただいま、集荷ができるように準備を進めています

 

【客層】

来客されるエリア:熊本市内一円、合志市近郊地域から

お客様の特徴は他店より品質の良いものを求められるお客様が多く、

値段より質を求められますので価格が高くても売れるようです

 

【出荷に関するルール】

一般的な直売所と同様な基準です。形式的に出荷協議会に登録することになります

 

お客さんとダイレクトにとつながりたい方や、

自社商品の売れ行きをモニタリングしたい方、

新商品、加工品を売りたい方など自社のアンテナショップとして

活用されてみてはいかがでしょうか?

※今、出荷するものがなくても先に登録だけでよいです

 

 

※受付期間10月15日まで

 

ということで、興味ある方、ご質問ある方は

メッセンジャー、line、メールにて

農テラス 山下までご連絡ください。

 

また、お知り合いの生産者の方にも情報拡散していただければ幸いです

 

私も副館長としてたまにお店にいますのでご来店の際はお気軽にお声かけください(^^♪

 

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